ダンサーが日頃つま先立ちの練習をする時
どういう風に練習しているかと言いますと、
足の小指の側に重心をかけず
親指の付け根、拇指球に体重をかけて立つ練習を、
安定して立つ練習をしているんです。
そうしないとスネ、太ももの外側の筋肉を
使って立つことになってしまうことになります。
外側重心だとピルエット(ターン)ができないんです。
私はダンスで知らず知らずのうちに、
体の内側を使うようにしていました。
内側を意識する、内側に重心をかける
練習をしていたのです。
自律神経の場合と
説明の仕方は違うけれども
副交感神経は緩めておくべき、と言う真理は学問でもダンスでも同じなんだなぁと
思ったことを覚えています。
ダンスを真剣にやっている女性の脚は
しなやかで綺麗だと私は思います。
一方、真剣にダンスをしていても
体質から太ももが細くない女性がいます。
でも、そういう方の脚は美しいです。
(決して私が太め好みという訳ではありません笑)
なぜか…?
私の持論なのですが、
頑張っている人の筋肉は良い筋肉だからだと思うのです。
ストレッチで筋肉、関節に柔軟性を持たせ
有酸素運動(踊っている時)で豊富な酸素を
筋肉に運んでいるからだと思います。
魚でも牛でも、良い環境で獲れたお肉って
見ただけで美味しそうですよね。
人間も同じだと思うのです。
しっかり管理された体が
多少太めであったとしたら…
それは悪いものではなく個性だと思うのです。
ダンスを真剣にやって欲しいと言っているのでは
ありません。
ダンサーが内側を意識している事は元より、
医学的な根拠からも内側を締めて、
外側を緩めておくことを覚えておくと良いはずだ
と言いたいのです。
ちょっと気にかけてみてくださいね^^!